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4月4日

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昨晩、他スタッフから興味があったらぜひ、という紹介もあったので、NHKクローズアップ現代で放送された「凛とした最期を迎えたい、本人の希望をかなえるには」をみました^-^

番組内容としては、延命治療が本人の望まないかたちでおこなわれているのではないか、本人の希望した最期をむかえられているかを考えるというもの。

まず国の調査では、国民の7割以上が、治る見込みのなく死期がせまった場合の延命措置を「希望しない」or「どちらかというと希望しない」を選んでいます。
確かに、意識朦朧とした状態で、チューブにつながれて生かされているような状態を、多くの人が望まないというのは納得できる気がしますね。
ただ実際問題では、家族の気持ちや、訴えられるような危険性から、医者はなかなか延命措置をやめることはできないそうです。
本人から延命拒否の意思を聞いていても、死期になって家族から諦めないでくれと言われたら、医師もなかなか拒否はできないでしょう。

そうなると解決方法は、番組でも何度も言われていた通り、事前に本人が希望がはっきりしていて、家族もそれをちゃんと理解することしかないと思います。しかしそうは言っても、感情的になりやすい問題ですから、それをちゃんと実際にできる家族は少ないのではないでしょうか。そこが難しいところですね。
最近本屋でエンディングノートというのが売っているのを、よく見かけるのも、このような問題が起きているからかもしれませんね。
これを機に家族と、そういう話しも少しずつしていったほうがいいなと思いました^-^

ちなみに延命治療の問題は欧米では、日本ほどはあまりないんだとか。
というのも無理な延命は行わず、寝たきりになる前に亡くなるというのが、一般的に受け入れられているからだそうです。ほかにもオランダには安楽死が合法化されていたりだとか、医療費の高いアメリカでは、経済的理由で延命措置はしにくいとか状況はさまざま。

医療が発達して、経済的にも恵まれている日本だからこそ、起こりやすい問題といったところでしょうか。
もう医療も寿命を延ばすものでもためではなく、個人の死に対する考えによりそっていく時代に、なりつつあるのかもしれませんね。

長文失礼しました^-^;;

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